阪神岡田彰布監督(64)26日、甲子園で行われたファン感謝デーの冒頭であいさつを行った。優勝を意味する「アレ」を3回言葉にし、甲子園はおおいに沸いた。イベント後には報道陣の取材に応じた。

岡田監督の一問一答は以下の通り。

 

 ◇   ◇   ◇

 

-スピーチでスタンドが沸いていた。

「えー、普通に言うただけやけど」

 

-ファンの前で直接話すのは初めて。

「おーん、そやなあ。おおん。いやいや、あんな客入っているって知らんかったもんな。1万とか、2万なあ、限定でやると思っとったからなあ。びっくりしたわ」

 

-スピーチのアレはけっこう考えたか。

「いやいや、まあ、だから、なあ、今年、何にもないからな、今年のこと言えへんからな、俺はなあ。来年のこと言うしかないからな。今年のファン感謝デーやけどな。まあだから、こんなことやってきましたくらい言うとかなと思ってなあ」

 

-アレについて

「いやいや、そりゃアレしか言われへんやん」

 

-ファンにアレが浸透している

「そりゃ、マスコミのおかげじゃないの」

 

-ファンの前でもずっとアレを使うのか

「いや、そりゃおまえ、この1年は。1年たったらやめるかも分からへんけどな」

 

-春季キャンプは2軍も視察するか

「別に行ってもええけどな。はっきり言って、マネジャーも行くみたいやけど、どれぐらいの練習ができるかやわな。はっきり言うて。それで振り分けの人数も決めやなあかんしな。ブルペンの数とかいろんな、おーん、バッティングな、何か外にな、出るみたいなことを、何か民家というかな、おーん、そんなんじゃ、あかんしなあ」

 

-2月11日の紅白戦までに目を通したい

「それまではちょっとな、1回ぐらい見に行かなあかんと思うけどなあ」

 

-早い段階で1軍に呼んだりは

「いやいや呼んだりはないと思うけどなあ。まあだから、それは人数の、こっち(1軍)にあんまり抱えてもなあ。だから紅白とかやってたら抱えてもええけど、それまでせーへんからな。それまで合同の時までは実戦練習はせーへんよ。試合も紅白も。そこまではみっちり練習せんと。今はもう早いやろ、勘違いしてしまうわな、沖縄あったかいからな、結局、今までの感覚じゃ。そんなん安芸なんかで、そんなもん第2クールなんかで安芸でやってる時やったら、そんなん紅白とかでけへんよ。寒うて。あったかい分もあるしなあ。みんながちょっとな、今は自主トレとかから早い部分はあるけど、おーん、やっぱりある程度もう練習でな、もうホンマ、今年1年な、何か起こりえるようなプレーとか想定してな、練習の中でやっとかんと、そんな練習でけへんで、もう紅白終わって対外試合とかなったらな、おーん。相手のとこも行かなあかんようになるかも分からんしな。こっちで宜野座でやることもあると思うけど、そうなってきたら、そんなアレよ、練習でけへんよ、おーん」

 

-前回の監督の時に第1クール中に元気のない選手を降格させたこともあった

「おお、誰や。大和と野原か」

 

-厳しさは今回も

「まあ、体できてなかったら、そら、あれやんか。うーん」

 

-投手は秋季キャンプのように連日ブルペン入りか

「まあ、ある程度ローテーションで投げるやつは別として、ベテランとかはなしにな、主軸というかな、おーん。そのほかはそのつもりでおるけどな。だって、(1クールが)4日あっても1日は投げへんねんから。4勤でも休みの日は投げんのやから。まだまだそうして投げていかないといけない選手がピッチャーの場合は多いよ。おーん。はっきり言って」

 

-今日は選手とは

「あいさつは来たわ、初めて会うやつもおったからな。リハビリとかな、鳴尾に残ってた選手な」

 

-藤浪は

「おーん、びっくりした、きとったな。まだ阪神の選手なんやな」

 

-話は

「いや、話してない。姿は見たからな」

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