阪神島本浩也投手(29)が岩崎から「鉄仮面」の極意を学ぶ。今オフに及川、育成川原と「岩崎塾」の門をたたく予定。参加経緯は岩崎から「どこですんの? 一緒にやろうや」と声をかけられたことがきっかけだ。

1学年上の岩崎はピンチの場面でも一切表情を変えない投球スタイル。鉄仮面の奥に隠れた、強いメンタルと打者との駆け引きに島本は感心していた。「表情に出さないんですけど、投げる前からめちゃくちゃ考えながら抑えていることがわかる」。ブルペンの柱として球団左腕歴代最多の28セーブを挙げた実力を肌で感じた。

島本は20年に左肘のトミー・ジョン手術を受け、今季6月に育成から支配下登録。来季も貴重な左腕としてブルペンでの活躍を期待されている。「いろんなことを考えて投げる岩崎さんを参考にしていきたい。シーズン中も話しますが、自主トレでもいろんな話ができたら」。岩崎イズムを吸収し、鉄仮面リレーの実現を目指す。

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