DeNAからFA移籍したソフトバンク嶺井博希捕手(31)が、第1クール終了にほっとした笑みを浮かべた。

「最初は緊張しました。ロッカーでもいろんなところでも声をかけて。ちょっと慣れてきたかなと思います」。プロ10年目のベテランも、新天地に溶け込むのは大変なようだ。

初日のブルペンでは沖縄尚学と亜大の1年先輩でもある東浜の投球を受けた。キャンプでは投手陣の投球を数多く受けることをテーマに、どん欲にブルペンでコミュニケーションを取っていく。マスク越しに見たホークス投手陣は「球が強いなというのが印象です」と目を輝かせる。「ボールを受けたのが全員ではないので、早く1球でも多く取りたい。これから実戦が始まっていくので、しっかりコミュニケーション取っていきたい」。次クールも積極的なアプローチで、鷹投のポテンシャルを感じ取っていく。

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