オリックスが今季初のサヨナラ負けを喫し、連勝は4でストップした。7-7で迎えた延長11回、7番手で登板した平野佳寿投手(39)が近藤に与えたきわどい四球から無死一、二塁とされ、最後は栗原に決勝の中前適時打を許した。

移籍後初先発した小野泰己投手(28)は2回を2安打2失点4四球で降板。中嶋聡監督(54)は「何か攻める姿勢が欲しかったんですけどね。守りに入っちゃったのかなというのがありますけど、それじゃちょっと話にならないので」と苦い表情を浮かべた。

試合はその後、1点リードの4回にコットンが近藤に3ランを浴びて逆転を許すも、6回に小田、宗の適時打などで3点を挙げて再び勝ち越し。しかし、2点リードの8回に5番手の山崎颯が中村晃に2ランを許して同点に追いつかれ、延長に突入していた。

昨夜に続いて打線は2ケタ安打を放つも競り負けた。「本当に欲を言えばの話にはなりますので。勝負どころ(の打撃)といいますか、そういったところもありますし。野手が頑張っていたんですけど。落ち着きをつくれなかったのは、投手陣だと思いますし」。本拠地に戻り5日から始まる西武3連戦へ、奮起を促した。

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