巨人ヨアンデル・メンデス投手(28)が13日西武戦(東京ドーム)に先発する。

12日、川崎市・ジャイアンツ球場で1軍投手練習に合流。右太もも裏を肉離れした4月12日阪神戦以来、約2カ月ぶりの1軍復帰に最終調整した。「自分の強みを生かし、頭を使って、投球術を使って投げられるようにしたい」と気持ちを高めた。明日13日は早めに東京ドームに入り、西武のデータをチェックして登板に備える。「受けてもらうキャッチャーとも、どういうリードをしてもらうか話し合いをして、良い結果につながる投球ができたら」と語った。

チームはカード頭で6連敗中と苦しんでいる。「あまり数字や傾向は気にしないようにしている。勝つだけに集中して」と気にしない。勝利を呼び込む投球で、5月26日以来の貯金1となったチームの勢いを加速させる。

メンデスは1日の3軍戦で実戦復帰し、3回1/3無安打1失点だった。7日のイースタン・リーグ西武戦は5回7安打4失点。復帰のステップを踏み、1軍のマウンドへの準備を進めてきた。

阿波野投手チーフコーチは「故障離脱する前の投球は十分な先発投手としての仕事をしてくれた。それに近いものは期待はしている」と話した。

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