巨人岸田行倫捕手(26)が、3年ぶりプロ2本塁打目となるサヨナラアーチで試合を決めた。
同点の延長10回2死、代打で打席に立つと阪神加治屋の2球目カットボールを捉えた。右中間席への今季1号を運んだ。自身初のサヨナラ打でナインからウオーターシャワーの手荒い祝福を受けた。
ヒーローインタビューは以下の通り
-大歓声
いやもうめちゃくちゃうれしいです!
-プロ1号から3年後、2号がサヨナラ
あざーす!
-一塁ベースを回ってキョトンとしていた
いやもうとにかく必死で。打った感触が思ったより良かったので、どこまで飛んでるんかなと思って一塁回った顔ですね
-確信?
そうです!
-20年に1号。3年後の感触
最高です!
-戸郷が143球で粘った
必死に投げてる姿を。なんとかしてやろうという気持ちで、正直ネクストでめっちゃくちゃ緊張していて、打席に行く前に阿部さんに「ホームラン狙ってこい」と言われて思い切ってスイングした結果が、こういう結果になって本当にうれしいです
-初のサヨナラ弾
気持ちいいです!
-両先発が投げ合って終盤に回ってきた打席
もう、そんなにチャンスは多くないので、こういう与えられた場所で力を発揮できるように準備している。思った以上の結果になったんですけど、チームに貢献できて、またこれからも頑張っていきたいと思います
-明日以降へ意気込み
明日からもまた試合があるのでまず目の前の1戦1戦を勝てるように、その積み重ねだと思います。応援よろしくお願いします!
◆岸田行倫(きしだ・ゆきのり)1996年(平8)10月10日、兵庫県生まれ。報徳学園では高2、3年のセンバツに出場。大阪ガスを経て17年ドラフト2位で巨人入団。通算99試合、115打数29安打(打率2割5分2厘)、2本塁打、9打点。本塁打は20年10月31日ヤクルト戦で長谷川から打った1本だった。176センチ、88キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1600万円。