野球とフィギュアスケートの世界王者同士による、スペシャル対談が実現しました。

プロ野球、横浜DeNAベイスターズのエースで今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝に貢献した今永昇太投手(29)と、昨季シニアの4大陸選手権(米国)と世界ジュニア選手権(カナダ)の2冠を達成した大の野球好き、三浦佳生(18=オリエンタルバイオ/目黒日大高)の2人です。

競技こそ異なりますが、2人はともに“世界王者”。全2回の対談では、互いの競技への印象や、緊張との向き合い方についての語り合いをお届けします。

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青空広がる横浜スタジアムの一塁側のスタンド。試合の前、選手の練習も始まる前のグラウンドを眺めた三浦の顔に興奮が広がった。

数週間前には、チケットを買って1人のファンとして試合を見ていた客席も一塁側だったが、今度は見るだけではない。大ファンの今永と直接対話できる。

太陽だけでなく、いよいよの緊張のためか、顔が少し赤くなり始めた頃、ベンチを通って今永が目の前に登場した。

 三浦 初めまして。フィギュアスケーターの三浦佳生です。今日はよろしくお願いします!

 今永 横浜DeNAベイスターズの今永です。今年で8年目になります。よろしくお願いします! 横浜スタジアムでアルバイトをしたことがあると聞きました。

 三浦 そうなんです! 2年くらい前かな、高校1年の時、外野の階段を昇り降りしてゴミを拾う仕事でした。試合が見られるかなと思って(笑い)。2回、出勤のシフトに入れてもらったんですけど、その2回とも今永投手が先発だったんです! 投球に見入ってしまい、仕事が手につかず(笑い)。とてもラッキーでした。

 今永 そうだったんですね。ありがとうございます!

 三浦 WBC準々決勝のイタリア戦(3月16日)も、いろんな手を使ってプラチナチケットを確保して(笑い)。東京ドームまで直接、見に行ったんです!

 今永 それはちょうど、僕が登板した日じゃないですか。

 三浦 はい! 6回から登板されていましたよね。ただ…。練習を終わってから直で向かったので、お腹が空きすぎて。5回が終わった後、ご飯を買いに行ってしまって、戻った時には今永投手の登板が終わっていました…。「え、もう終わっちゃったの?」ってビックリ。もちろん通路のテレビでは見させてもらいましたが(笑い)。球場にいながら、観客席から応援できなかったことが、いま余計に悔やまれます…。まさか、あの後、こうして憧れの今永投手に会えるとは思っていなかったので。

 今永 あの日は球数が少なかったんでね。まあでも、その場にはいたということで、良しとしましょう(笑い)

 三浦 ありがとうございます(笑い)。

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野球とフィギュアスケート、競技は異なっても、トップレベルで戦う2人の間には、対談の間にたくさんの共通項が見つかりました。話は「仲間」というキーワードから、今永投手にとってのWBC、DeNAのチームメートの話題へと進んでいきます。「ここでしか読めない」スペシャル対談の完全版は、日刊スポーツ・プレミアムでどうぞ。

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【世界王者“新春”対談〈上〉】三浦佳生ド緊張、憧れDeNA今永昇太さんと青空の下