オリックス平野佳寿投手(39)が日米通算250セーブを達成した。9回のマウンドに上がり今季29セーブ目を挙げて、名球会入りの条件となる節目の数字に到達した。

また、オリックス山本由伸投手(25)が7回3安打無失点11奪三振の快投で、今季16勝目。勝利数、防御率、勝率、奪三振数はトップで、前人未到の3年連続4冠をほぼ確定させた。

平野佳のヒーローインタビューは以下の通り

-記録達成心境

皆さんに助けてもらって。今日も試合前に(山本)由伸が今日やりましょうねって言ってくれたんで、山岡といい感じでつないでくれたので、本当にできてよかったです。

-マウンドに向かう心境

このオリックスで初めて敵チームを応援しましたね。(笑い)8回。このままで頼むって初めて。あとにも先にも相手チームを応援するのはこれが初めてかなと思いました。

-それは本拠地のファンの前で、と言う気持ち

それは一番ですね。皆さんすごい応援してくださいますし、すごい力になりますし。ビジターが多かったので、250はホームでやりたいなと思っていたので、よかったです。

-今日の投球

3点差だったので、いつもと同じようにランナー出してからも粘って。点を与えないように、勝ち越されないように、同点にされないように頑張って投げました。

-ランナー出しても抑える秘訣(ひけつ)

もう気合ですね、それは。はい。

-3つ目のアウトを取った瞬間

素直にうれしかったですね。

-チームメートが水をかけに来た

初めてだったんで、僕、ああいう風に受けたのは。ただ、まだこれからクライマックスもあるのに、僕の大事なグローブをあいつらぬらしに来たんで、ちょっとそれは怒ってますけど。でも、最後にあのマーゴ選手がめちゃめちゃきれいに拭いてくれてたんで。はい。クライマックスもあと残りシーズンも頑張っていきたいと思います。

-かつてともにブルペンを支えた佐藤達也広報が花束贈呈

タツとはね、もうずっと一緒に頑張ってきたし。すごいピッチャーだったので。彼はなんも思ってないと思いますけど、うれしかったです。

-250セーブ振り返って

あの映像(インタビュー前ビジョンに流れたVTR)見て、細いなー思いましたね。最初の方。だから、これから太らないように気をつけます。

-一番大切にしてきたこと

中継ぎに抑えやってると打たれることもありますし。実際それも多い方だったと思いますし。その次になかなか切り替えるのは難しいですけど。その次に一歩踏み出せたっていうのが、次の日に向かって、それの積み重ねだと思うので。それがこうやってここまで来れたと思いますし、あとは本当、丈夫に産んでくれた両親に感謝したいです。

-バファローズ15年目。どんなチーム

僕が帰ってくる時からすごい強いチームになるだろうなと本当思いながら帰ってきましたし、それがこう、現実となって3連覇っていう、本当若い子たちが(山本)由伸中心に頑張ってくれてるんで、すごい心強いですし。もう本当戻ってきてよかったと思います。

-CSに向けて

いつもと同じようなルーティンでしっかり、呼ばれたら自分の力が出せるように。もうそれだけだと思うので。頑張っていきたいです。

-ファンへ

いつも応援ありがとうございます。250セーブ達成しましたけど、まだ引退するつもりはないので、ここから1つでも伸ばせるように、若い子たちに負けないように頑張っていきたいと思います。クライマックス日本シリーズも、行きたいと思うので、応援よろしくお願いします。ありがとうございます。