11月に行われた「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」で活躍した日本ハム根本悠楓投手(20)が30日、北海道・北広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1300万円から300万円アップの1600万円でサインした。「今年は最初は全然思うようにいかなかったんですけど、最後の方に良い投球ができたので、そこは評価されました」と話した。

今季は8月に1軍昇格を果たし、先発5試合で3勝を挙げた。春先から投球フォームがしっくりこず、状態が上がるまでに時間がかかったが、最終的には2年目の昨季と同じ勝ち星を挙げた。

「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」では第2先発の役割を全う。2試合に登板して計5回無失点と侍ジャパンメンバーとして実力を発揮した。飛躍へのきっかけをつかんだ左腕は、来季の目標として「先発ローテに入って1年間、回ること。自分のピッチングができれば、たぶん入れると思う」と自信を見せた。(金額は推定)

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