オリックス2年目左腕の曽谷龍平投手(23)が初の開幕ローテへアピールを続ける。5日の中日戦(京セラドーム大阪)に先発でオープン戦初登板。「チャンスをいただけたので、しっかり自分のものにしたい」。キャンプの実戦は2試合で計5回2安打無失点と好調。「ストライクゾーンの中に投げる目標が形になってきていた。オープン戦でもどれだけ試せるのかやっていきたい」と意気込む。

開幕ローテは宮城、山下、田嶋、東の4人までが有力。曽谷は残り2枠を山岡や外国人らと争う状況だ。22年の「ドラ1」は1年目の昨季は4月末にプロ初登板。6月に初先発し、7度目の先発で待望の1勝をつかんだ。今は少し自信が膨らみ、ローテ争いに加わっている。「(山本)由伸さん、(山崎)福也さんが抜けた穴は大きいし、そのぶんチャンスはある。絶対につかみたい」と鼻息を荒くした。