プロ12年目の今季限りで現役引退する増田達至投手(36)が8回に登板し、ヤクルト浜田太貴外野手を空振り三振に仕留めた。
2番手ヤンに代わって三塁側ブルペンから登場すると、球場内から増田コールが響いた。
初球143キロの高めの直球を投げると、大きな拍手が起きた。2-2から、最後の5球目も直球で空振り。感慨に浸る増田の元にナインが駆け付け、1人1人とグータッチを交わした。惜しまれながら、ベンチへと引き揚げた。
試合後に増田は「ストライクが入るかちょっと不安やったんですけど、良かったです。うれしいですし、この歓声があと1回しか味わえない寂しさの方が強いです」と振り返った。そして「寂しい思いはありますけど、(若い選手へ)来年以降に頑張ってほしい」とエールも忘れなかった。
28日にはロッテ戦(ベルーナドーム)で引退試合が控える。現役生活最後の1軍マウンドへ「楽しく投げられればいいかなと思います」と意気込みを語った。



