DeNAの嫌なムードを変えたのは、7月に新加入した藤浪晋太郎投手(31)だった。

8月31日の中日戦に先発し、左打者を8人並べた打線に対し、7回4安打無失点9奪三振の好投で、移籍後初勝利を本拠地横浜スタジアムで飾った。

チームは2試合連続で9失点し、中日に連敗。負ければ、Bクラス転落の危機だったが、メジャー帰りの剛腕が救った。

お立ち台に上がった藤浪は「素直にうれしいです。本拠地で横浜ファンのみなさんの前で勝てたのはすごくうれしいです」と笑顔で話した。

4回以降は4イニング連続で得点圏に走者を背負ったが、要所でギアチェンジ。「マウンド上でも楽しめてましたし、ああいう場面を抑えてこそ、プロ野球の醍醐味(だいごみ)じゃないですけど、一番見てて、お客さんも楽しいところだと思うので、しっかり抑えられて、粘れて良かったです」と話した。

大阪桐蔭の後輩でもある松尾汐恩捕手(21)とバッテリーを組み、1000投球回も達成した。「10個下とは思えないくらい、しっかりしてて、めちゃくちゃ引っ張ってくれて、すごく助かりました」と感謝。チームは連敗を2で止め、単独3位に浮上した。

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