中日の高橋宏斗投手(23)が8日、沖縄・北谷キャンプ第2クール最終日にシート打撃に登板し、今季初めて打者相手に実戦形式で投球した。
この日は沖縄入り後で最低気温となる10度、強風が吹く厳しいコンディション。投球前には井上一樹監督(54)から「この気温だからバランスだけしっかり重視して回転のいい球を投げろよ」と助言を受け、ケガをしないことを最優先にした。「無駄な力が入らないように意識して。まあまあな感覚で投げることができました」と振り返った。
チームで唯一WBCメンバーに選出されている高橋は、オフからWBC球で調整。この日も同球を使用し、尾田、樋口、村松、福永、辻本ら打者6人と対戦した。村松への1球を除いて直球のみで20球を投げ、安打性の当たりは2本。樋口に右前打、村松に左中間二塁打を許したものの、福永、辻本のバットをへし折るなど、直球の威力は十分に示した。
最速は152キロを計測。シート打撃後はブルペンで追加の投げ込みを行い、スプリットやスライダー、カットボールなど変化球を中心に8球。計28球を投げた。ピッチクロックも導入し、「問題なくできた」とうなずいた。
14日から始まる宮崎での侍ジャパン合宿に向け、今後の実戦登板については「今日の(投げ終わった)反応を見て」と話した。



