プレミア12王者の台湾が、C組開幕戦でオーストラリアに散発3安打で完封負けを喫した。先発の徐若熙投手(ソフトバンク)が、4回2安打無失点と好投。投数は53球で、交代が必要となる65球まで12球の余裕があったが、5回から陳柏毓(パイレーツ3A)に代わった。陳は先頭の初球に死球を与え、続くパーキンスに先制2ランを浴びた。交代で完全に流れを手放しただけに、台湾メディアからは采配が疑問視された。

曽豪駒監督は試合後の記者会見で、台湾メディアから「なぜあそこで陳柏毓を投入したのか」と問われた。「まず先発の徐若熙はいい投球をした。第2先発は元々考えていた」とプラン通りの継投だと説明した。その上で「彼(徐若熙)のコンディションをイニングごとに確認した。打順が2回り目に入り、球速などを見て、私が判断した」と回答した。

徐若熙の球速は、回を追うごとに、徐々に落ちていた。初回は最速153キロで、150キロ以上を連発していた。2回は150キロ台が2球。3回は1球。4回は150キロ台は0球となり、148キロが最速だった。打順は2回り目の5番を抑えたところだった。

6日の日本戦については「勝てばC組突破の可能性が高まる。日本は世界トップクラスだが、全力を出すだけ。素晴らしい打者も投手もそろっている。個人では最高のレベルだが、グラウンドでは同等です」と、前回王者に対して臆せずに臨むとした。

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