プロボクシングWBA世界ミニマム級2位・松本流星(27=帝拳)が5日、東京・新宿区の所属ジムで練習を公開した。14日、名古屋・IGアリーナで同級1位・高田勇仁(27=ライオンズ)との同級王座決定戦を控える。
シャドーボクシング、サンドバッグ打ち、オギー・サンチェス・トレーナー(47)、田中繊大トレーナー(53)と各1ラウンドのスパーリングを披露。無敗のまま所属ジム最速となるプロ7戦目の世界挑戦&奪取を狙う松本は「子供の時からの夢の1つ。しっかりと叶えたいと思う。9月14日に初めて自分をみる人も多いと思うので、松本流星という良い選手がいるなというところをアピールできれば」と意気込んだ。
高田とは同年齢で中学時代にスパーリングした経験があり「気持ちに強く、試合にも強い選手」と警戒している。プロ8敗し28戦目で世界初挑戦にたどり着いた高田から「自分がたたき上げ、松本選手はエリート」と対照的な立場であることを強調されている。しかし松本は「自分もアマチュアの時に全部が全部良い成績ではなく、負けた悔しさ、1番になれない悔しさも知っている。相手もそうでしょうけれど」と貪欲な姿勢を示した。
気持ちとフィジカルの強さ、パンチ力で勝負してくる高田に対し、松本は「試合中も最後まで気を抜かないところを徹底している。自分のスキルがいいと思うのであとは気持ちを1番大事にしている。ペースの取り合いでも自分のやりたいようにやるのが理想」と気を引き締めた。
今年7月にWBA世界ライトフライ級王座を獲得した高見亨介(23=帝拳)のスパーリング相手を務め、それだけで50ラウンドを消化。その後、自身の高田戦に向けたスパーリングに入ったこともあり、松本は「コンディションは良いですし、1番のスパーリング量、練習量をやってきた」と自負。田中トレーナーも「またこの試合に向けてすごく強くなったと思う」と太鼓判を押した。
所属ジムの浜田剛史代表(64)は「ここ何試合かで一気に伸びた選手。デビュー当時からうまかったが、パワー不足なところがあった。そこがパワー、うまさがちょうどマッチした。調整でも伸びる練習してきた。伸びていくと確信している」と期待を寄せた。

