SMAP中居正広(42)が16日放送のレギュラー番組、ニッポン放送「中居正広のSome girl’ SMAP」(土曜午後11時)で、前週に引き続き、2月19日に死去した父親、中居正志さん(享年79)について語った。

 前週「私のお父様が亡くなりました」と報告した中居。この日は正志さんが亡くなる約1カ月前から亡くなった後までを中心に語った。中居は「闘病生活、介護生活とはこういうことなんだ」と痛感したという。「家で過ごしたい」と病院を嫌がっていた正志さんは、亡くなる前は「ホスピスに入れてくれ」「今日の苦しみはもうダメな苦しみだ」などと弱音を吐いていたという。

 亡くなる10日前は中居が生まれ育った地元の神奈川・藤沢など周辺地域を、中居の所属事務所の車2台で訪れたことを明かした。写真アルバムを見ながら、思い出話に花を咲かせたという。正志さんが亡くなる直前に食べたのは、料理が苦手だった中居が作ったカレーだった。

 正志さんの体重は20キロ台まで落ちたといい「最後、体は骨でしたね」と振り返った。3、4日間、目を覚ますことなく、亡くなったという。棺には正志さんへの思いをつづった手紙をしたためたことを明かした。

 正志さんの通夜は両親の結婚記念日だったという。「こんなことってあるんだな。忘れるわけないよね」とつぶやいた。

 何度も正志さんの夢を見るという。「手ごわいですよ、うちのオヤジは。いいお父さんだったよ。あっちの世界でも元気にやってるんじゃないかな」としみじみと言った。