お笑い芸人、宮川大輔(44)とタレント吉岡里帆(24)が17日、都内でアニメ映画「名探偵コナン から紅の恋歌」(4月15日公開)の公開アフレコを行った。

 シリーズ21作目で、大阪、京都が舞台。テレビ局が爆破され、競技かるたの世界で殺人事件が起こる。宮川はかるたの名手のカメラマン役、吉岡はかるた部の主将を務める女子高生役。取材陣とコナンの着ぐるみの前でのアフレコに、吉岡は「なんで、こんなに人がいるんでしょう。手に汗をかいています」。宮川も「地獄ですよ」と話した。

 アニメの声優初挑戦の宮川は「この作品に参加させていただけて『売れたな』と思いました」。吉岡は「自分の故郷である京都が舞台で、関西弁でやれるなんて。子供の頃から見ていたコナンに出られてうれしいです」と笑顔を見せた。

 洋画の吹き替えは経験のある宮川だが「標準語は違和感あるけど、関西弁だと自然にできますね」。吉岡は「関西弁しゃべれなかったら、呼んでもらえなかったと思う。普段、標準語でしかしゃべっちゃいけないみたいなことがあるので、地元の言葉で伸び伸びと気持ちを込めてできました。京都に生まれてよかった」と話した。

 宮川は「キャラを見たとき、俺でええの? と思った。シュッとしてるんでね。(あごが)しゃくれてたらいいんだけどね(笑い)。でも、甥っ子の影響で、6歳の息子がコナン好き。まだ、出ることを言ってないので、きっと喜んでくれると思う」。吉岡は「歴史がある作品なので、プレッシャーもあったけど、私だけが声を入れていいキャラクターがいるというので楽しめた。でも、ファンから憤怒のメッセージが来るかもしれないので、精神を鍛えておきます」と話した。