俳優堺雅人(44)女優高畑充希(25)が7日、東京国際フォーラムで映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」(山崎貴監督、12月9日公開)のワールドプレミア舞台あいさつに出席した。

 累計発行部数950万部の漫画家西岸良平氏の人気コミック「鎌倉ものがたり」の映画化。人間と人間ならざる者が仲良く暮らす街「鎌倉」と死後の世界、黄泉(よみ)の国を舞台にしたファンタジー大作。「ALWAYS 三丁目の夕日」チームが再集結し、今回も山崎監督(53)がメガホンをとった。

 映画タイトルになぞらえ、最近運命を感じたことついて質問されると、堺は「岩手に墓参りにいった時、鉛温泉に立ち寄った。なかなか眠れず、温泉を立ったままぐるぐる回りながらセリフを覚えていた」。山崎監督は「その様子が(今回の)映画の中の堺さんのイメージそのものだったんですよ」と話した。

 高畑は「10代のころ、ここでずっと『ピーターパン』を演じていた。また、こうしてこの舞台に立ててうれしい」と、しみじみと語った。

 舞台あいさつには、安藤サクラ(31)田中泯(72)中村玉緒(78)要潤(36)神戸浩(54)鶴田真由(47)吉行和子(82)三浦友和(65)も登壇した。