毎夏恒例の都市型音楽フェス「SUMMER SONIC 2018」が18~19日、千葉・ZOZOマリンスタジアムほかで行われる。今年のテーマは「煙から蒸気へ。煙のない、音を浴びよう。」。

 会場でのゴミ対策など環境配慮に力を入れる主催のクリエイティブマン プロダクションと加熱式たばこIQOS(アイコス)で煙のない社会の実現を目指すフィリップ モリス ジャパンがタッグを組み、日本初となる煙のない音楽フェス開催にこぎつけた。

 メイン会場をのぞいた。昨年まであった紙巻きたばこ用の喫煙ゾーンが消え、アイコス専用エリアにとって変わっていた。スタジアムと幕張メッセなどに計7カ所。さらに希望者への無料貸し出しとヒートスティックのフレーバーが選べるサービスなども行った。

 朝から貸し出し申し込みをする人が途切れず、フィリップモリスの坂牧真美氏は「今年は非喫煙者と喫煙者が楽しめることを考えました。今後も煙と蒸気のリスク差について説明して行きたい」。また主催者の小池邦彦氏は「今回の取り組みは第1歩。喫煙者のマナー向上にもつなげたい」と話した。