映画「グレーゾーン」の公開初日舞台あいさつが4日、東京・シネマハウス大塚で行われ、監督・脚本・主演の宏洋(ひろし=32)や仁科克基(38)らが登壇した。関東の極道一家の抗争を舞台にしたサスペンスアクション。

宏洋は「世の中をふっとばすような作品です。アクションシーンも多いし、撮影中には、スポンジの刀が顔に刺さり、本物だったら危ないところでした」。初めて映画でヒロインを演じた西原愛夏(25)は「初めての大きな作品で、うれしく驚きでしたが、同時に焦りと恐怖も感じました。でも、宏洋さんをはじめ、まわりのスタッフが支えてくれました」と話した。

刑事役の和田奈々(29)は「世界観が強烈な作品ですが、とてもおもしろい作品になっています」。仁科も「とにかく楽しんでください。宣伝もお願いします」とPRに徹していた。