フジテレビ港浩一社長(70)が25日、東京・台場の同社で定例会見を行った。

同局は、20日に開幕したサッカーW杯、同22日の「デンマーク×チュニジア」など10試合を中継。日本代表の試合は、1次リーグの最終第3戦となるスペイン戦を12月2日の午前3時40分から中継する。23日のドイツ戦での大金星による「森保ジャパンフィーバー」が続いている。27日のコスタリカ戦の結果次第では、グループ突破だけでなく、日韓W杯以来の1位突破が見えてくる。港社長は「日本国民が一丸となって、日本代表を応援できる時間をしっかり提供していきたい。早朝の時間となりますが、私も徹夜で応援したい」と話した。

視聴率の面について、大多亮専務(64)は「朝の4時だから、予想はつかない。そのあと勝ったりしたり盛り上がりを考えると、計り知れない影響がある。そのあとの報道番組や情報番組で映像が、ふんだんに使える。そういった意味で影響は大きい」と説明した。

W杯中継で元日本代表MFの中村俊輔氏(44)を解説に抜てきした。港社長は「すごく上品な感じがするし、的確なコメントもしている。いい起用だと思う」と評価した。