日向坂46金村美玖(20)が20日、都内で、この日発売のファースト写真集「羅針盤」(光文社)の発売記念会見を行った。母親との心温まるエピソードを明かし、家族への感謝を伝えた。

周囲の反応を聞かれると「出来上がった写真集を母に見せたんですけど、大号泣していて。うれし涙で」と答えた。「私を一番近くで育てて見守っていてくれたので、顔も一番よく知っているんです。家で見る顔も、アイドルとしての美玖の表情もあってすてきだった、カッコよかった、って声をかけてもらいました。胸が熱くなりました」と感慨深げだった。

家族は全員「おひさま(日向坂46ファンの総称)」という。「ライブもすごく見に来てくれて、最初の頃からアイドル活動をすごく応援してくれているんですけど、なかなか親の涙は見たことがなくて」としみじみ。「写真集も気に入ってもらえるかなってドキドキしていたんですけど、(写真集を見せた後)長文のメールも来て。こういうところが良かったよ、ってすごく褒めてくれて。楽しいことばかりではなくて、悩むこともあったので、家族の支えがあって、写真集を出すことができたんだなって」と感謝した。

東京・SHIBUYA TSUTAYAでは写真集の発売を記念して金村の巨大パネルなどが展示されており、多くのファンが集まっていた。「私のタオルを持った方とか、たくさん来てくださったみたいで。私だけじゃなくて、たくさんの方が喜んでくださっているんだと実感しました」とほほ笑んだ。