俳優木村拓哉(50)が29日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜午後10時)にゲスト出演した。SMAP時代に出演していたフジテレビ系「SMAP×SMAP」で披露した、「古畑拓三郎」について語った。故田村正和さんが演じる「古畑任三郎」をモノマネして、パロディー化したものだった。

「田村正和さんのモノマネをしたら、案外面白いねってことになって。これやってみようぜって。さすがに正和ご本人の前でモノマネを振られたときだけは『ふざけんな!』って思いましたけど」。96年10月期のTBS系連続ドラマ「協奏曲」で田村さんと共演。当時のむちゃぶりを振り返り「”正和”チェアっていう、伝説の革の椅子があるんですよ。モニターの前に”正和チェア”が置かれていて、正和さんが1人のシーンを撮りに行って。”正和チェア”が空いたので、『よし!』と思って”正和チェア”に座って」。

続けて「また、正和さんのマネジャーさんがモノマネに付き合ってくれるんですよ。正和さんの口調で『本、本頂戴』って言うと、『こちらになります』って言って出してくれて。そのときに正和さんが戻ってこられて(モノマネで)『お疲れさま』って言ったら、(自分の)おでこを『パーン』ってたたかれて。いい思い出です」と懐かしそうに語った。