英国のヘンリー王子(38)の妻メーガン妃(41)が、国際女性デーだった8日に米ロサンゼルスにある妊娠中のホームレス女性を支援する慈善団体ハーベスト・ホームを訪れた。

1985年に設立された同団体は、これまで600人を超える家庭内暴力や薬物依存症、住む場所がないなど経済的に困窮する妊娠中の女性たちを支援している。メーガン妃は王室を離脱後、2021年から同団体を支援をしているという。

この日は夫妻が設立したアーチウェル財団と共に洋服やおもちゃなどを困窮者に提供するベビー用品のポップアップを開き、ランチ会も主催。団体のSNSでは、女性を抱きしめる妃の姿やベビー服を手に笑顔を見せる様子が公開されている。

ヘンリー王子の姿はなく妃の単独訪問だったが、「これは私の夫から皆さんに」とランチ時には王子からの差し入れだというヴィーガンのカップケーキを配っていたという。また、妃がこの日身に着けていたのはダイアナ元妃が愛用していたゴールドのイヤリングとネックレスで、シャネルの6400ドルのバッグを持っていたことも伝えられている。

ハーベスト・ホームを訪れた後は、ウエストハリウッドにあるセレブに人気のレストランで財団の女性メンバーたちと食事を楽しむ姿もキャッチされたメーガン妃。この日は長男アーチー君(3)とリリベットちゃん(1)が、「王子」と「王女」の称号を使うことを発表した日でもあり、お祝いをしたものと見られている。

夫妻は未だ5月に行われる英王室のチャールズ国王の戴冠式に主席するかどうか明らかにはしていないが、王室は夫妻の出席を前提に準備を進めていることなども伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)