桐谷健太が主演するテレビ朝日系ドラマ「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」(木曜午後9時)の第7話が25日に放送され、平均世帯視聴率が7・3%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・1%だった。

前週の世帯は8・2%、個人は4・7%。

「出世」「結婚」「手柄」など人間味たっぷりの願望を抱えた元体育教師の刑事、仲井戸豪太(桐谷)が、周囲とぶつかり合いながら事件解決に向け奮闘するサスペンスコメディー。刑事、検事、裁判官と異なる立場や経歴の人物たちが対立しながら交わっていく姿を描く。脚本は福田靖氏。

◆第7話のあらすじ

交番巡査・田口健介(湯江タケユキ)はパトロール中、首輪をつけた柴犬とすれ違う。その犬は管轄内の住人・水原多恵(丘みつ子)の愛犬・小太郎。けげんに思った田口はすぐさま多恵の自宅へ。荒らされた居間で手足を縛られている多恵を発見した直後、何者かに背後から襲撃されてしまう。

犯人は宅配業者を装った男で、多恵の家から現金20万円と仏壇の金製おりんを強奪した。事件発覚直前に田口が家の前で目撃していたワゴン車に乗って、逃走したと考えられる。だが、物証からは犯人の特定が難しい上に、ワゴン車の足取りもつかめない状況。犯人を取り逃して自責の念に駆られる田口のためにも、横浜みなとみらい署強行犯係の刑事・豪太らは全力で捜査を展開する。やがて盗まれたおりんが質屋で見つかるが、売りに来た男・釧路諸介(オラキオ)の姿を防犯カメラで確認した途端、豪太の顔色がさっと変わる。

一方、強行犯係の新係長・目黒元気(磯村勇斗)も、まさかの事態に直面する。なんと、以前取り調べた傷害事件の被疑者が、起訴後に容疑を否認。目黒は冤罪(えんざい)を主張する担当弁護士・松平修二(神保悟志)から「強引な取り調べで自白させた」と難癖を付けられ、“検察側の証人”として出廷することになったのだった。