名古屋のルーキーMF和泉竜司(22)がプロ初ゴールで勝ち点3奪取に貢献した。1点リードの後半4分。横浜GK飯倉がこぼした球に「狙っていた」と即座に反応した。左足で流し込み「うれしいのは当然だけれど、ホッとしました」。本音が漏れた。前節浦和戦に完敗し、上位進出へ落とせない戦いだった。
明大で主将を務めた和泉は昨夏、複数クラブのオファーから名古屋を選択。昨年6月にフロント入りし、初仕事が“和泉獲得”だった小倉監督も「竜司にとって大きい。でも、このぐらいで満足してもらったら困る」と愛情を込めた。
千葉・市船橋3年時の全国高校選手権決勝では、試合終了間際に同点ゴール。延長で決勝弾を打ち込み日本一の顔になった。相手の四日市中央工(三重)エースは、現広島でリオデジャネイロ五輪代表候補のFW浅野だった。「(浅野)拓磨もそうだし、みんなと一緒にやりたい。(五輪代表に)当然入りたい。食い込むチャンスはある」。暫定ながら10位に浮上した名古屋をさらに押し上げ、未来を切り開く。【松本航】
◆和泉竜司(いずみ・りゅうじ)1993年(平5)11月6日、三重・四日市市生まれ。羽津SCでサッカーを始め、FC四日市を経て市船橋へ。2年時に全国高校総体、主将を務めた3年時に選手権優勝。明大でも主将。13年U-20日本代表。173センチ、72キロ。



