元サッカー日本代表MF前園真聖(42)が4日、静岡市内でサッカー教室を行った。静岡中央新聞販売・日刊スポーツ新聞社共同企画のイベントで、30組の小学生・保護者が集まった。前園は緊張気味の子供たちに「声を出して積極的に行こう」と声をかけ、基本技術を指導。なかなか緊張が解けない子供たちに「おとなしいな。静岡」と言う場面もあった。

 しかし、前園がハイレベルのトラップ、パスを披露して「試合で最も多いプレーは」と質問するや、子供たちは目の色を変えて、「ドリブル」「パス」「トラップ」などと回答。前園は「答えはパス&コントロール」と言い、「ようやく元気が出てきたね」と喜んだ。

 今やタレント活動で忙しい前園だが、土曜、日曜日は全国各地でサッカー教室、講演を行っている。本分は「サッカー普及活動」で、この日も「子供たちには、サッカーを通して必要な声を出して主張することや、人に感謝することを伝えたい」と熱く語った。前園の現役時代を知らず、「テレビに出ている人」の感覚だった子供たちも「テクニックがすごい」と感心。小4の山岡響くんは「楽しかったです。前園さんの『トラップは足もとの近くに落として』という言葉が印象に残っています」と話していた。【柳田通斉】