J3秋田は、J1年間勝ち点1位の川崎Fに対し、ジャイアントキリングを狙ったがかなわなかった。

 秋田県決勝の前から「天皇杯で川崎フロンターレに勝つ」と誓い合い、等々力のピッチに立った。

 序盤から、激しいプレスをかけ相手を苦しめ、前半28分にはFW前山恭平(28)の1発で先制。後半も開始直後に攻めたが追加点を奪えず、逆に体力が落ち始めた後半20分過ぎに3失点し、善戦むなしく完敗した。

 間瀬秀一監督(42)は「サッカー選手として速さ、強さ、うまさ、賢さ、体力面、すべてにおいて相手が上だった」と悔しさをにじませた。川崎Fに勝つため、守備連係と1対1の強さを磨いてきたが、やはり川崎Fの技術とスピードを止めることができず、間瀬監督は「巧みにやられたというより、やられると分かっていた形でやられた。体力がもたなかった」と完敗を認めた。だが、前半を1-0で折り返し善戦したことをふまえ、指揮官は「攻守でやっている方向性は間違っていない。あらゆる面を伸ばすことができると確信を持てた。下を向く必要はない」と、チーム戦術の方針に手応えを口にしていた。