アルビレックス新潟はヴィッセル神戸に0-1で敗れ、公式戦3連敗。ルヴァン杯は5連敗で1次リーグ最下位の7位で終えた。MF伊藤優汰(24)とGK川浪吾郎(26)が今季公式戦初スタメン。出場機会に恵まれていなかったメンバーがアピールをした。

 伊藤は4-2-3-1のシステムのトップ下に入った。昨年9月に左ひざ前十字靱帯(じんたい)を損傷。24日のルヴァン杯甲府戦に途中出場し、復帰したばかり。「徐々に調子を上げていきたい」という言葉以上に、この日は豊富な運動量を披露した。川浪は後半7分に、神戸のFW田中順也(29)にゴールを許したが、それまでは的確な指示で守備をコントロールした。

 呂比須ワグナー監督(48)は、後半途中から新潟U-18所属のMF本間至恩(しおん、16)を投入。敗戦の中、今後を見据えた選手起用を見せた。