サッカー元日本代表でJ3のSC相模原に所属するGK川口能活(43)が4日、現役引退することを発表した。

相模原の公式サイトで川口は次の通りコメントを出した。

「今シーズンで引退することを決めました。とにかく今は感謝の気持ちしかありません。僕がプレーした横浜F・マリノス、ポーツマスFC、FCノアシェラン、ジュビロ磐田、FC岐阜、SC相模原の各クラブに携わる全ての方々、応援してくれるサポーター、両親、家族、サッカー人生で出会い力をいただいた全ての人達、そして一緒にプレーした先輩方、仲間達に感謝の気持ちを伝えたいと思います。自分の気持ちはまた改めて引退会見の場でお話しさせていただきたいと思います」(原文のまま)

川口は静岡・清水商を卒業後に横浜F・マリノスに入団。U-23日本代表で臨んだ1996年アトランタ五輪では、ブラジル代表を相手に勝利する「マイアミの奇跡」の立役者となった。日本代表として1998年フランス大会から4大会連続でワールドカップに出場。国際Aマッチ116試合で日本代表ゴールを守った。

横浜を経て、ポーツマスFC(イングランド)、FCノアシェラン(デンマーク)、ジュビロ磐田、FC岐阜、SC相模原と渡り歩いた。Jリーグ通算506試合(J1=421試合、J2=43試合、J3=42試合)に出場した。