ベガルタ仙台は13日、クラブ創立25周年記念事業の一環として、クラブカラーの「伊達政宗」を発表した。漫画家の松本零士氏(80)が手掛けるプロジェクト作品「戦国のアルカディア」とコラボし、よろいをユニホームのカラーパターンにするなど、仙台の礎を築いた戦国武将として現代に描かれた。同キャラクターは来季から公式グッズ、試合告知プロモーションなどで展開される。

松本氏は「以前、仙台を訪れたときに不思議な既視感を体験したり、祖父の松本新馬は幕末に仙台藩と関わりがあったことなど、不思議な縁を感じます」と親近感を覚えながら、「私の描く伊達政宗が東北の復興、そして日本に活力を与えるため、ベガルタ仙台サポーターの皆さまの力になることを願ってやみません」とコメントした。