Jリーグは20日、横浜F・マリノスの元社員が、金銭を不正に流用したことを発表した。

12年から18年の約7年間、元社員が収入印紙を管理担当者に対し、業務上必要であるとだました上で、収入印紙を購入させて受領し、クラブの資金約3300万円を私的に流用した。Jリーグは横浜に対し、けん責(始末書をとり、将来を戒める)と制裁金300万円を科した。

横浜の最大スポンサー日産のカルロス・ゴーン会長(64)が前日(19日)に金融商品取引法違反の疑いで逮捕された件に対し、Jリーグの村井満チェアマン(59)は「日産は、Jリーグ創立当時から25年間、応援してくれているし、昨日の件がマリノスに影響するとは思わない」と話した。