J1王者の川崎フロンターレMF中村憲剛(38)が14日、明治安田生命とJリーグのタイトルパートナー契約調印式に出席した。

明治安田生命は15年シーズンから今季まで4年間、タイトルパートナー契約を結んできたが、来季から22年まで4年間の契約更新を決定。中村は、J2優勝の松本山雅FCのDF橋内優也(31)、J3を制したFC琉球MF富所悠(28)とともに、来季からの新しい大会タイトルマークを披露した。

中村は「Jリーグ史に残る契約調印式に優勝クラブを代表して参加できることをうれしく思います」とあいさつ。ユニホームの袖に入った黄金の大会タイトルマークを見せ「個人的には、去年優勝して初めて黄金のロゴをつけて今季をプレーすることができました。今季も優勝して、来季もこのロゴをつけることが決まってうれしく思っています。来季も優勝して、再来年このロゴをつけてピッチに立ちたい」と3連覇の目標を掲げた。

明治安田生命とのタイトルパートナー契約更新に、中村は「選手はサッカーだけをやるのではなく、周囲で支えてくれている地域の皆さん、サポーターの皆さんがいることで成り立っている職業。冠だけでなく、いろんな活動を普及してくださっていることに感謝しています。選手をどんどん使っていただきたい。表に出るの恥ずかしい選手もいますが、意外と出たら、はっちゃけるタイプの選手も多い。Jリーグを盛り上げるために、クラブも選手もアピールしていければ」と、選手の積極的な協力を約束した。