ヴィッセル神戸FWルーカス・ポドルスキ(34)が、今季リーグ最終のジュビロ磐田戦でハットトリックを決めた。

前半36分、ゴール前でMF山口蛍(29)が相手DFからボールを奪い、パスを受けたポドルスキは素早く切り返し、左足でゴールにたたき込んだ。この先制弾がポドルスキにとって3月30日ガンバ大阪戦以来、約8カ月ぶりのゴールとなった。

後半30分にはPKを獲得して今季限りで現役引退するFWダビド・ビジャ(38)の勝ち越しゴールを導き、33分にはビジャのコンビネーションから頭でこの日2点目を決めた。勢いづいた40分には、FW田中順也(32)からのパスを受け、3点目をたたき込んだ。

今季はドイツに一時帰国しての耳の手術、療養による長期離脱があり、この試合が出場13試合目。契約満了により今季限りでの退団が濃厚となっているが、さすがの存在感を見せつけた。