FC東京が逆転勝ちし、敵地で白星スタートを切った。FWディエゴ・オリヴェイラ、アダイウトン、レアンドロの外国人トリオがいきなり活躍。劣勢から3発で快勝に導いた。

口火を切ったのはレアンドロ。先制されたあとの後半30分、左サイドからドリブルで1人で攻め込みPKを獲得。これをディエゴが左へ決めて同点とした。

後半10分から途中出場していたアダイウトンが豪快な追加点を決める。35分、MFアルトゥール・シルバから中盤でパスを受けたレアンドロがドリブルで前進し、ディエゴへスルーパス。DFを背負いながら出されたラストパスにアダイウトンが走り込み、右足でゴール左上へ蹴りこんだ。鮮やかな連係にアダイウトンは「キャンプからコミュニケーションをとり合って、だんだんよくなってきている。決められてうれしい」と振り返った。

これで逆転し、44分にはレアンドロがふたたびPKを獲得。これを自ら決め、勝利を手中に収めた。「普段はディエゴがキッカーだけど、2本目だったので『蹴る?』と言われたので」とキッカーが変わったやりとりを明かし「後半にアダイウトンやアルトゥールが入ってチームにギアが入った」と話した。

助っ人3人組のそろい踏みで、前半は攻め込まれながらも押し返して勝ち点3。幸先よくスタートした。