新潟MF島田「なくてはならない存在に」J1へ全力

J2アルビレックス新潟のMF島田譲(29)はピッチ中央に位置し、長短のパスで試合をコントロールする展開力に優れた左利きのボランチだ。高精度のセットプレーやロングシュートも持ち味。守備では的確なポジショニングとボール奪取で、チームのバランスを保つ。島田はJ2長崎から期限付き移籍で加入した。「新潟は若い選手や外国人選手が多い。エゴが強い選手はいて当たり前だし、悪くない。うまく連係が取れるようパイプ役になる」。加入2カ月。選手個々の性格やプレースタイルの把握に努め、ピッチ内外で積極的に声を掛けている。

17年から在籍した長崎ではJ1昇格も、J2降格も経験した。その経験があるだけに長いシーズンを戦い抜くすべを熟知する。「このリーグ延期期間にレベルアップできたチームが、最終的な局面でいい成績を残すはず。J1昇格の必須条件は選手個人の能力だけでなく、チーム力」とJ1昇格へのテーマを掲げた。

島田が得意とするポジションには成長著しいMF秋山裕紀(19)、球際の強さを見せるMFゴンサロ・ゴンザレス(26)などライバルが多い。「どこのチームでも競争はある。自分のスタイルは新潟に合っている。自信はある」と定位置取りへ向けて力を込めた。「新潟になくてはならない存在になりたい。J1昇格に向け、全力で取り組む」と新天地、新潟での活躍を決意している。【小林忠】

◆島田譲(しまだ・ゆずる)1990年(平2)11月28日生まれ。茨城県出身。早大から13年にJ2岡山に入団。17年にJ2長崎に移籍し、37試合出場2得点で長崎のJ1初昇格に貢献した。新潟には20年2月1日から21年1月31日までの期限付き移籍で加入。J1通算20試合出場。J2通算155試合出場5得点。175センチ、76キロ。背番号20。