イニエスタ、敵地でも出る「いい流れ作り若手へ」

  • 4日、神戸MFイニエスタ(中央)のシュートを阻む広島の選手たち

ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)が、8日のアウェー、サガン鳥栖戦でも先発する見込みとなった。フィンク監督は7日、神戸市内での練習後に取材に応じ「ローテーションで選手の入れ替えは常に考えている。ただ、再開したばかり。明言はできないが、2試合目なので大きな変化は必要ないかなと思う」とし、主将イニエスタの連続先発を示唆した。

再開初戦の4日ホーム、サンフレッチェ広島戦では0-3で完敗した上に、イニエスタはフル出場した。本来は中3日の鳥栖戦は休ませ、11日のアウェー大分トリニータ戦に中6日で臨むのが理想的ではあった。

だが開幕から1分け1敗と、天皇杯王者にいまだ勝ち星がない。指揮官は「若手には(主力が)いい流れを作ってから出場機会を与えたい」と明言し、鳥栖戦で勝てば中2日の大分戦は、イニエスタは出場を回避しやすい。有観客1発目で重視したい、18日ホーム清水エスパルス戦へ万全の態勢が整う。

神戸は今回の鳥栖、大分のアウェー2連戦はいずれも当日に現地入りし、1泊して神戸に戻る。従来は2戦合わせて5泊6日の遠征になるはずが、感染対策の指針で団体行動を極力避けた形だ。8日は約600キロの移動を経て、その夜に異例の試合が待つ。鳥栖に勝てば、一気に流れは神戸に来る。【横田和幸】