J2京都サンガFCで元日本代表のDF森脇良太(34)が9日、京都市内で練習後に取材に応じた。

有観客で実施される11日のアビスパ福岡戦(サンガS)では、声を出しての応援が禁止される。観客数は5000人まで。手拍子、鳴り物の使用、ハイタッチや肩組み、タオルマフラーやビッグフラッグの使用もできない。制限は多いが「選手は違和感があるかもしれないが、気にならないぐらい、思わず声が出ちゃったというそんなシーンをたくさん作りたい」と意気込んだ。

6月28日のホームで行われたジュビロ磐田戦は2-0で快勝。ゴール後にピッチ上の11人全員で左腕を高々と挙げるなどのパフォーマンスをした。福岡戦でも案があるようで「得点を決めて、しっかり面白いものを提供したい」とニヤリ。実好礼忠監督(47)は「(サポーターと)久しぶりに一緒の空気を吸うことができる。それをパワーにして戦いたい」と話していた。【南谷竜則】