ホームの浦和レッズが3失点で首位の川崎フロンターレに完敗した。

前半は自陣で何度もボールを奪われ、速攻を浴びた展開をしのぎ、何度かゴール前まで攻め込んだものの、先に得点することはできなかった。逆に前半37分、後半4分と連続失点した後も相手攻撃の勢いを止めることができなかった。主将のGK西川周作(34)は「失点したので前に前にとなり、それを相手が逆手に取ってうまくパスを回されてしまった」と反省した。

足をつって後半37分に途中交代したDFトーマス・デン(23)は2試合連続で本職ではなく、右サイドバックでプレー。「監督にも自分がセンターバックだけでなく、右サイドバックでもやれることを証明できているが、川崎F戦は簡単な試合ではなく、結果が出ませんでした」と表情を曇らせた。大槻毅監督(47)は「1つでもスコアを動かしたかった」と完封負けを悔しがっていた。