J2京都のMF福岡慎平(20)がリーグ後半戦での飛躍を誓った。24日、京都・城陽市で26日の大宮戦(サンガS)に向け非公開調整後、オンライン取材に応じた。

前節、前半戦最後の栃木戦で今季初ゴールを決めた20歳は、これまでの自身の課題について好機での決定力不足にあると分析。チームメートのFWピーター・ウタカ(36)はリーグトップの15ゴールを挙げていることに「ウタさんのゴール前での余裕は若手の選手が見習わなければいけない。そうすれば、パスミスも無くなるんじゃないかな。(後半戦は)得点を積み重ねたい」と語った。

チームは最近の5戦で4勝1分けの5位と上昇気流に乗っている。そのきっかけは、8月29日の東京V戦で0-2で敗北後に開かれた選手間のミーティングだった。当時は5戦連続勝ち星なしとチームは下降気味だった。福岡は「チームとして何をしないといけないのか話し合った。(今は)基本ですけど全員攻撃、全員守備ができているのがいいところ」と話した。

実好礼忠監督(47)は現状のチームについて「今は攻撃でボールの動かし方、パスの距離、ポジショニングとか整理して、質もあがってっきている」と評価した。