首位川崎フロンターレは清水エスパルスを下して、勝ち点を84に伸ばした。
守備を固める清水に苦戦したが、後半2分にFWレアンドロ・ダミアンが決めた1点で勝ちきった。
試合後の鬼木監督の一問一答は以下の通り。
-試合を振り返って
鬼木監督 (公式戦が)3週間ぶりで、難しい立ち上がりになったが、時間とともにやるべきことを少しずつできた。相手はブロック組むチームで難しかったが、もっと丁寧にやって、チャンスを増やせたらよかった。この時期は結果が大事なので、1点取って守り切るところで、選手はよく頑張ってくれた。
-守備陣の集中について
鬼木監督 立ち上がりはFWチアゴ・サンタナに引っ張られてラインが上がらなかったが、飲水タイムに話したり、リスク管理をしながら上げるようになって、そこから安定した。2センター(バック)が強気に行けると、サイドバックもいい位置をとれる。紳太郎(車屋)やヤマ(山村)が制空権をとって戦ってくれた。途中から入った2人は、よくやってくれた。
-大島の復帰について
鬼木監督 久しぶりのゲームなので、様子をうかがっている場面もあったと思う。試合では球際などバンバン行かないといけないので、久しぶりに公式戦に参加できて、ここからもっと上がっていくと思う。相手を見るところなどで違いを出せるので、ボールに絡む回数をもっと増やせたらと思う。
-去年の勝ち点(83)を越えた
鬼木監督 そこまで気にしていない、この時期は勝ち点というより、優勝のために1つずつ取り組むことなので。優勝が実現するまでは、1つ1つ積み上げる意識しかない。
-レアンドロ・ダミアンの評価は
鬼木監督 彼の一番いいところは、最後ゴール前にいること。ゴールのにおいがするところに行くのはいいことだし、得点をしっかり取るのも持ち味。続けてほしい。欲を言えば、守備の強度や細かく収めるところ。要求しながら伸ばしていきたい。
-横浜の結果次第で次節にも優勝が決まる
鬼木監督 勝ち点3、勝利を意識したい。優勝に向かって全員が戦う姿勢を貫きたい。その前に天皇杯があるので、しっかりと勝ちたい。