首位のジュビロ磐田が来季のJ1昇格に王手をかけた。

ホームで2位京都サンガF.C.を1-0で撃破。首位攻防戦を制した。後半32分、MF山田大記(32)がヘディングで先制点。背番号10が決めた今季10号が決勝点となった。

山田が大一番でチームを勝利に導いた。後半32分、左クロスから相手DFのクリアボールがMF金子翔太(26)の足に当たった。ニアサイドに飛び込んでいた山田の目の前にボールが浮かび上がると、頭で押し込んだ。「すごくラッキーな形だった」。均衡を破った1発で目標に掲げていた「2桁得点」を達成。試合後は「(ゴールを)取れるなら今日かなと思っていた」と安堵(あんど)した。

3位長崎も勝ったため、昇格は次戦以降に持ち越しとなった。山田は「本当はホームでサポーターと喜びたかった」と残念がったが、昇格はほぼ手中に収めている。14日の水戸戦で引き分け以上なら、昇格圏内の今季2位以内が確定する。体調不良で検査入院中の鈴木政一監督(66)の代役で指揮する服部年宏ヘッドコーチ(48)も、「次は自分たちで決められる。昇格を目指して戦いたい」と切り替えた。歓喜の瞬間は目前に迫っている。【神谷亮磨】