サガン鳥栖川井健太監督(40)が「得点力アップ」をルヴァン杯京都サンガ撃破のカギに掲げた。

20日佐賀・鳥栖市内で練習後、23日京都戦(駅スタ)へオンライン対応。特に、J1得点ランク1位FWピーター・ウタカ(38)封じも対策済みだ。

相手エース封じを問われ「彼を抑えるのは難しい」としつつ、打開策としては「彼を抑えるというよりも、(鳥栖が)得点をどれだけ取れるか。まだ、彼は今シーズンまだハットトリックは達成していない。最低3点取れるようにするだったり、そういう思考が大事。抑えるより、それ以上に得点を取ることにフォーカスしたい」と前を向いた。

10日リーグ京都戦は、ウタカに2点を奪われ1-3で今季初黒星を喫した。だが今回、相手を上回る攻撃力で複数得点するという「発想の転換」で勝機を見いだす構えだ。「2敗しているので、借りを返したい思いが強い。全力で倒しに行く」と川井監督。ルヴァン杯を含む公式戦2戦2敗のリベンジを果たす。