浜松開誠館の点取り屋が輝きを放った。1-1で同点の後半ロスタイム3分、左CKからFW菅原太一(3年)が頭で合わせて決勝ゴールを挙げた。開幕から3戦連発となる今季5得点目。不動のエースが土壇場でチームを勝利に導いた。

「うれしい。フリーで当てただけのゴールでしたが、最後まで諦めずに戦って勝ち切れたことは自信になった」と実感を込めた。この日、1ゴール1アシストと全得点に絡んだ活躍も、失点した後半は「プレスバックが弱くなってしまった」と守りへの参加について反省も口にした。

試合は前半3分、MF関口拓海(3年)の2試合連続弾で主導権を握ったが後半、シュート数が相手の7本に対して3本と防戦一方の展開。相手の反撃に遭いながらも苦しんで勝ち点3を積み上げた。関口は「危ない展開でした。勝てて良かったです」とほっとした表情を見せた。

青嶋文明監督(54)は「攻守で多くの課題が出た。リーグ戦では、良くも悪くも経験を積んで成長していって欲しい」と選手に望んだ。2連覇を狙うチームは開幕3戦を2勝1分け。次戦は22日、ホームで海星高(三重)と対する。昨年11月の県選手権で得点王(4得点)に輝いたストライカー・菅原は「4試合連続ゴール、もちろん狙っていきます」と勝利を誓った。【山口昌久】