清水エスパルスは1-0でレノファ山口を下し、今季3度目の3連勝を飾った。
0-0で迎えた後半34分、MFカルリーニョス・ジュニオ(29)が右足で決勝点。ホームで勝ち点3を積み上げ、8戦負けなし(6勝2分け)となった。2位の磐田は1-2で首位町田に敗れ、12試合ぶりの黒星。藤枝は0-1で大分に惜敗し、6戦勝ちなし(2分け4敗)となった。
清水が攻め続けて勝ち点3をつかみ取った。前半は9試合ぶりに先発復帰したFWチアゴ・サンタナ(30)が前線で起点を作り、チャンスを演出。自らも強烈なミドルでゴールに迫った。チーム最多10得点を挙げているMFカルリーニョスも得意のドリブルで攻撃をけん引。試合を優位に進めた。
後半10分にはベテランが魅了した。自陣からのカウンターからMF乾貴士(35)が左サイドでボールを受ける。巧みなステップで相手DF2人をかわすと、右足シュート。得点には至らなかったプレーでもスタジアムを沸かせた。同25分にはカルリーニョスが放ったシュートがクロスバーに直撃。最大のチャンスを逃すも、攻め続けた。
同34分、カウンターからFWオ・セフン(24)が左サイドを突破。中央へクロスを送ると、カルリーニョスが右足で押し込み、均衡を破った。押し込みながら決めきれない重苦しい雰囲気を一掃する値千金の1発。今季11点目を挙げたヒーローは「あきらめずにみんなで戦った結果だと思う」と胸を張った。
ホームで勝ち点3を積み上げ、2位磐田との勝ち点差を「2」に縮めた。次戦はホームで首位町田を迎え撃つ。5月の前回対戦では後半ロスタイムに失点し、1-2で敗戦。試合後の会見で秋葉忠宏監督(47)は「アウェーでは悔しい思いをしている。エスパルスに関わる全ての人の全精力を注いで、必ず町田を返り討ちにしたい」と語気を強めた。【神谷亮磨】



