アビスパ福岡が、クラブ史上初の天皇杯4強に続き、2年連続の準決勝進出を果たした。
第1戦を0-1で落として迎えた第2戦。2点差以上で勝つしかない中、MF小田逸稀(25)が、1ゴール&1アシストで逆転突破に導いた。
前半38分、右クロスを折り返して、FW山岸祐也(30)の振りだしに戻す先制ゴールを演出。同ロスタイム3分、左CKを頭で合わせ、勝ち越し点を決めた。相手GKがはじいたが、VAR判定の結果、ゴールを割っていた。
第1戦で東福岡高時代同学年のチームメート、FW佐藤凌我(24)が、左膝前十字靭帯損傷と左膝外側半月板損傷の全治8カ月の重傷を負った。
佐藤がスタンドで見守る中、小田は「(佐藤)凌我の分も勝とうと思い入った。ゴールとアシストになって良かった。優勝して、あいつをタイトルホルダーにしたい」と話し、序盤から気迫が違った。
試合前、先発メンバーが佐藤の背番号27のTシャツを着て入場。スタンドでも多くのサポーターにより、「27」のボードが掲げられ、佐藤の無念も力に変えた。



