J2ジュビロ磐田の頼れる主将が戻ってくる。16日はホームで山口と対戦。左もも裏のケガで離脱していたMF山田大記(34)が次戦で戦列復帰する可能性が出てきた。磐田市内で行った練習ではフルメニューを消化。メンバー入りすれば、7月16日の藤枝戦以来9試合ぶりで、「(状態は)100%。まずはメンバーに絡めるように練習からしっかりアピールしていく」と表情を引き締めた。
10日のJ3相模原との練習試合では45分間出場し、1得点。「違和感なくやれた」と、試合勘を取り戻す意味では納得の結果だった。精神的支柱でもあるベテランは離脱中も他選手と積極的にコミュニケーションを図り、チーム状態が上向くために努めてきた。横内昭展監督(55)も「戻ってきてくれたことは心強い」と復帰を喜ぶ。
チームは前節大宮戦で劇的勝利を挙げ、2位を死守。勝ち続ければ自力でJ1復帰を果たせる順位につけている。負けられない状況も「選手としては楽しい部分はある」とプレッシャーには感じていない。J1復帰を果たした来季も見据える山田は「いい内容でいい結果を取っていくことが大事」と言った。残り8試合で背番号「10」の戦列復帰。J1昇格へのラストピースがそろった。【神谷亮磨】
○…指揮官は総力戦でリーグ終盤を乗り切る構えを示した。次戦はボランチのMF鹿沼直生(25)が累積警告で出場停止。MF山本康裕(33)もコンディション不良と、中盤が手薄な状況だ。台所事情は厳しいが、横内監督は「これまでも全員で戦ってきた。代わって入る選手がパワーを出してくれるはず。そこは楽しみにしている」と期待を込めた。



