J2藤枝が首位撃破を浮上の転機にする。17日はホームに首位町田を迎え撃つ。14日は藤枝市内で午前練習を実施。前節熊本戦で9試合ぶりの白星を挙げたチームに活気が戻ってきた。
実戦メニューでは選手同士が激しいぶつかり合いを見せるなど、本番さながらの緊張感の中で調整。須藤大輔監督(46)は「町田戦は失うものはない。藤枝がまだ死んでないということを見せつけるにはうってつけの相手」と語気を強めた。
前節は2-0で完封勝ち。本来の超攻撃的スタイルは封印し、勝負に徹した。守備は自陣でのブロックを優先。時間帯と試合状況に応じてハイプレスを使い分けた。指揮官は「相手が嫌がることをやり続けた。言うならば、プランBを遂行できた」。前線からハイプレスをかけ続ける本来のスタイルではない戦い方で勝ちきったことはチームにとってもプラス材料だ。
戦術のオプションも増えたことで自信を取り戻しつつある。次戦に向けて、須藤監督は「いろんな戦い方を準備している」と、柔軟に対応する構えを示した。町田戦以降は4位東京V、3位清水、5位長崎と、上位陣との連戦が控えている。「前半戦で負けた相手には成長した姿を見せる。爪痕は残したい」と指揮官。まずは首位の難敵を破って、終盤戦へラストスパートをかける。【神谷亮磨】



