湘南ベルマーレFW大橋祐紀(27)が、5年ぶりに来日したクラブOBの元日本代表FW呂比須ワグナーさん(54)が見守ったホームの名古屋グランパス戦で4試合連続弾を決めた。

前半15分、MF阿部浩之(34)が右サイドから上げたクロスに飛び込んだMF平岡大陽(21)からパスを受け、大橋が冷静に右足でゴールネットを揺らした。

エースの勢いは止まらない。同23分にも阿部からパスを受けてカウンターから独走で2点目をゲットした。「1点目はほぼ大陽のゴール。感謝したい。2点目はランゲラック選手の出方を見て浮かそうと思った。1度止められたけど、最後押し込めて良かった。ラッキーもありながら、決められて良かった」とホッとした様子で振り返った。

クラブで4戦連発は、ベルマーレ平塚時代の98年、リカルジーニョ以来25年ぶり。21世紀初となった。この日は97年、98年と4戦連発を2度達成しているクラブのレジェンド呂比須さんが試合を観戦。目の前でこれ以上ない結果を残した。「まだまだなことが多いと思いますし、残り2試合、チームに貢献できれば」と浮かれる様子はない。

残留争いが大詰めを迎える中、自身がゴールを決めた直近4試合は3勝1分け。「そういうところで結果取れているのはいいかなと思います」とうなずいた。

今季は開幕戦でハットトリックを達成するも、3月に負傷。約3カ月間チームに貢献できなかった。6月に復帰すると、そこから10得点。夏にドイツ2部キールへ移籍したFW町野修斗(24)の穴を見事に埋めた。21試合で13得点。2桁得点を目標に掲げて挑んだシーズンだったが、大きく上回った。自己評価を問われるも「特になくて、あと2試合勝ちたいなと思います」と勝ち点差2で迎える次節の最下位横浜FC戦に目を向けている。【佐藤成】

◆湘南のJ1連続試合ゴール記録

5 ベッチーニョ  94年3~4月

5 ベッチーニョ  94年9~10月

5 野口幸司    94年10~11月

4 ベッチーニョ  95年4~5月

4 呂比須ワグナー 97年4~5月

4 呂比須ワグナー 98年4月

4 リカルジーニョ 98年10月

☆4 大橋祐紀 23年9~11月