17位湘南ベルマーレが、FW大橋祐紀(27)の2得点で名古屋グランパスに2-1で競り勝ち、16位の柏レイソルに勝ち点31で並んだ。

試合開始からアグレッシブな攻撃を見せた。同15分にクロスから、最後は大橋が仕留めて先制。同23分にもカウンターから大橋が再びゴールを決め、リードを広げた。

後半は押し込まれる展開もありながら、全員が体を張った守備で1失点に抑えて相手を上回った。

山口智監督(45)は「押される時間が長かったですけど、我慢してやれることやった結果。もう1点のところ、仕留められないところは苦しくなった要因だが、1点返されても崩れることなく我慢した」と踏ん張りをたたえた。

エースが2得点と仕事をし、負傷から3カ月ぶりに実戦に戻ってきた韓国代表GKソン・ボムグン(26)も決定機を何度も防いで存在感を発揮した。

大橋について、指揮官は「点を取るのはすばらしいこと。それ以外のところでも献身的で、得点も取りながら献身的なのはチームにとって大きい」と評価。試合後感極まって涙を流した守護神についても「ケガもしていますし、苦しんでいるのも理解している。前半の決定機はボムグンじゃなかったらやられていた。全員で勝ち取った勝ち。長いこと離れていた分そういう思いもある」と思いやった。

代表ウイークを挟んで、25日に最下位横浜FCと勝ち点差2で裏天王山を迎える。山口監督は「何も変わりません。みなさん書きやすいし、盛り上げてくれる。それに乗っかって、楽しみたい」としつつ、「選手は緊張があるかもしれないけれど、今の状態では気にすることはない。少し(試合間隔が)空くのでふわっとしないように気をつけたい」と気を引き締めた。【佐藤成】